November 2014
大会2日目。 ロビーでは出場校の演劇部員が寄せ書きしてます。 想いを込めて、願いを込めて。
こうやって発表を待つ時間は長いものです。
全ての上演が終わったあと、審査員4人が別室にこもって、四国大会へ進む3校を選出しました。
多少票は割れたけど、話し合って納得のいく結果になったんではないかと思います。
2日目のお弁当も美味しそうです。
…が、よく味わって食べられなかった事情。 それはですね、結果発表の前に「審査員講評」ってのがありますね。 だいたいどのコンクールも。 そして、その場で一番エライ審査員長さんがするやないですか。
1日目の帰り際に、審査員長の石原先生(全国高校演劇協議会顧問、劇作家)がある提案をされました。
「Sさん(私)と一作ずつ講評を担当してはどうかと思うんですが」(←静かな言葉の重み)
「は!? ワタシですか!?」(←軽い)
「2人で言った方が喜ぶと思うんですよ。私一人の意見と取られてもいけませんし」(←説得力あり)
「いや、芝居だったらナンボでも喋りますけど、ホントそんなん苦手なんですよ!」(←軽すぎる)
「賛成ー!」(←全員)
そういうわけで、1日目の宿で足を延ばしてくつろぐ予定が、舞台を見ながら書いた自分のなぐり書きを解読して、分りやすくまとめるという、罰ゲームみたいな作業になったわけです。 もう自分で読めないレベルの汚文字…。
そしてついつい演出のクセでダメ出しばっかになってしまわないようにと。(笑)
なんもかも終わって、審査員控室で記念写真♪
愛媛県文化協会会長の酒井先生、審査員長の石原先生、それから同じ今治から今治東高校の本田先生。 み~んな先生や~♪ あははは…
あ、背の高い先生が一人増えた…! 高文連演劇専門部会長の野村先生。
一校に付き約5分の講評を2人交代で言いましたが、そのために渡されたストップウォッチ、結局止めるの忘れたり、見る余裕なかったりで意味なしゴメンナサイ。(笑)
予想通りやたら噛んだりとか、ついつい立ちあがりかけて「例えばこういう風にやったら…!」とか、脇汗、冷汗、脂汗、頭から汗、ありとあらゆるイヤな汗をかきかき、何とか役割を終えました。
審査発表で代表校が読み上げられ、歓声と拍手、そして無言の泣き声が会場に響きます。
帰りのロビーで、笑い声と号泣がいつまでも聞こえていました。 嬉しかった子たちに囲まれて一枚♪
本当はね、演劇に1番も2番もないんよ。 ヘタも上手いもそれほど大きな問題じゃないんよ。
選ばれなかった高校は「ダメ」なんじゃない。 自分らにはまだまだ吸収するべきものがある、自分らにはまだまだ改善できる部分がある、話し合いの余地がある、ゴールはまだ先。 まだ前に進むことができる。
そういう意味で「ダメ」なんかじゃないんよ。
先週末のことです。 全国高校生演劇コンクール愛媛県大会の審査員というガクブルな大役を仰せつかって、松山まで行ってきました。
会場は砥部(とべ)の愛媛県生涯学習センター。 愛媛県高等学校総合文化祭(=総文祭)を兼ねてるんで、県内の複数のホールで色んなジャンルの発表やコンクールが行われます。
生涯学習センターの県民小劇場は、交通の便は悪いけど、とても良いホールでした。
大会は2日間に渡り、1日目は5校、2日目は4校、計9校の中から、四国大会に進む優秀校3校を選出します。
休憩をはさみながらですが、芝居を5本立て続けに見たら、そりゃもう神経すり減りますわ…。
豪華なお弁当も喉を通りません。 いや、気がついたら通ってましたけどね。(笑)
私ら劇団の公演もそうなんですが、高校演劇にも一種独特の気迫があります。 何か月も稽古して、練り上げてきたものがこの一日…、一回の舞台で終わってしまう。 プロの劇団のようにロングランはないわけです。
自分たちのやってきた全てをもって、刹那の時間、舞台に命を吹き込み、そして幕が下りれば跡形もなく消えてしまう。
順位、優劣を付けるのは思ったより辛い仕事でした。
それでも引き受けたからには誠意を持って、温かい心と厳しい目を持って審査に当たる必要があります。
休憩中に眺めた、久しぶりの松山の空。 秋と冬の境目に立つ木々は何とも寒そうで…。
ワクワクしつつ、冷汗かきつつ、何とか一日目を終えました。
…が。
ここで緊急事態発生! お陰で眠れぬ一夜を過ごすことになりましたとさ。
後編に続…いてもいいのか?
来年2月の「今治総合芸能祭」…2団体以上のコラボ作品の饗宴です♪ 能とコンテンポラリーとか、和太鼓と洋舞とか、生け花とダンスとか、何でもアリです。
何でもアリをさらに何でもアリにしてきたKプロですが(笑)今回の「春雷の祭り」ではKプロと和太鼓と空手と二胡…。何でもアリって言いましたが、何も考えてないわけじゃないですよ♪ 創るのはあくまでも「一本の作品」
日本空手松涛連盟のみなさん。 誰もが苦労する「合図やカウントなしで息を合わせる」ということをいとも簡単に(…簡単ではないでしょうが)やって見せます。
美鈴さん(先生)カッコイイ♪ 小学生の女の子(みのりちゃん)だって黒帯です。
武田さん。めちゃ真面目そうで、淡々とニ胡を弾いてますが、色々持ってそうな人。 いや、多才な人ではありますが、とにかく色々持ってそうな人…。(笑)
そして、はしっこで盆踊りをしてるのがKプロ三人組。
…明日から本気出す。(笑)
ステキな仲間とステキなもん作りまっせ~♪ お楽しみに!
さて、ジュニアも芸能祭初参戦です。 こちらは古典フラのラウレアさんとのコラボ。
この地道な「ほふく前進」が実を結ぶか!?
こちらも請うご期待!
「Hallowin べんとう」
誰よ! 宇宙人て言うたんは!?
カボチャよカボチャ。 いやしかしカボチャと言うよりはむしろオバケ…。 ていうか、ハロウィンで騒ぐよりお盆にお墓参りしようよ日本人!
もういいよ、宇宙人で…。 はい、宇宙人!!(←落ち着け私)
「そうめん弁当」
はい、季節はちょっとさかのぼります。
息子Rのリクエストで、そうめんを麺つゆ付きで…。 そうめんチャンプルーはダメなんかと聞いたら、「いや、部活で何となくRが持って行く流れになったけん…」。
みんなお見通しなんか? ウチに夏の残りのそうめんがあることを…。
スタバのマグに麺つゆ入れて♪
「ヒマワリべんとう」
季節は更にさかのぼって…。 一回はひまわり作らなアカンね(笑)
やっぱり心の中でちょっとだけ「ちゅんこ」を思い出しながら作って、帰宅したRと昔話をしましたとさ。
昔話→〔① ② ③ ④ ⑤〕
あはは…。
「今日は早くねるなっしよ♪」←豚骨味
キャデラック