…てなわけで開演しました。 いや、力技で開演させました。(笑)

この 「力技(チカラわざ)」 ってのは隠れたKプロのキーワードでもあります。 まー、作品自体の力技というか、多少の矛盾や細かい点は「勢い」で持っていくスタイルです。 見る側には好き嫌いはあるようですが、好きな方(Kプロファンを自称して下さってる方々)には、この「力技」は快感になっているみたいです。

今回の舞台は「作品の力技」だけでなく、「舞台裏の力技」もフル回転だったわけですが…。

本当にいつどうなるか分からない、冒険に出るみたいな心持で幕が上がりました。

まず、プロローグのダンス。 本来は正樹を入れて6人のところを5人で。 正樹はもうフラフラです。 というか、立ってセリフを言うのが精いっぱいの状態。 飛んだり跳ねたりはおろか、座る・階段を上ることもできません…。 というわけで、ダンスでは正樹の動きを即興で私がやりました。 …はい、方向間違えたー!(笑)
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↑(  妖怪人間ベ○の変身シーン プロローグの3人 )

一方、過呼吸を起こしたゆめは何とか舞台に立って動いてます。 ひとまず安心。

動かない右肩はもともと 「ケガをして島にやってくる」 という設定だったんで、最初は違和感なし。 ただ、やっぱりセリフと動きがぎこちない。 正樹だけじゃなく、全員ね。 もうテンパってるんですよ。

正樹の出番のない時は(ほとんど全ての場に出てるんやけど…)、下手(しもて)の楽屋で待機してる接骨医&麻酔医が治療。 主に痛みどめの注射と麻酔注射です。

そして上手(かみて)でスタンバってる私に、序盤でいきなり伝令が…!
「正樹の腕に注射の針が入らん! みかちゃん、とりあえず出て繋いで!!」(←恭子)
…まじですか!?

正樹が出てくるはずの場面で私が舞台に登場して、舞台上の役者は一瞬固まったけど、事情を察したんでしょう、苦し紛れのアドリブで危機を乗り越えました。

そして2度目。 「みかちゃん、また繋いで!」(←やはり恭子)
今度はアラシ(正樹)が出ないと芝居にならない場面です。 私が出たって多少の時間を稼ぐだけ…。 見てる側にも明らかに不自然に映る。  芝居が壊れる。
「注射は中断! 針抜け! 正樹が出な終わりじゃ!」(←キャデラック)
鬼ですね…。 後で正樹に謝ったけど、これは鬼発言です。 そんな鬼に従って舞台に出た正樹。

そして中盤で、麻酔を打てる回数というか、量が限界を迎えました。 あとは這ってもどうしてもやりきるしかない状態になりました。

公演レポ・嵐の千秋楽④(たぶん最後♪)に続く→