2016年1月10日。 私の最も愛するミュージシャン"David Bowie" が、その生涯を終えました。

リリースされたばかりの最新アルバム「ブラックスター」を買ったその日のことでした。 中学、高校と彼の曲を聴き(語り合う理解者もなく…)、ライブにも行き、それ以来ずっとずっと飽きることなく側にあった歌声です。

彼の世界観は少なからず私の脚本に影響を及ぼし、時に挿入曲として使わせてもらい、還暦を過ぎても病に倒れても挑戦し続ける彼の姿に、何とはなく自分ももうちょっとがんばれるかなと思ってみたり…。

彼は「Hero」であり「Star」でした。 「アーチスト」と呼ばれる人々が溢れる中、彼は私にとって本当の「アーティスト」でした。 確実に私の中に何かを残し、何かをもぎ取って旅立って行きました。

まだ悲しみとか喪失感とか感謝とか、具体的な感情が湧いてきません。

せめてしばらくの間、記事の最後に1曲ずつリンクを載せさせてください。
万人受けはしない彼ですが、何か感じる方がいるかもしれません。

では、本日のD.Bowie。 結局今までで聴いた回数が一番多いんじゃないかという曲。
”Space Oddity” のイタリア語バージョン”Ragasso Solo Ragassa Sola”